Nikon Z24 Nikon Z5II Mirrorless Camera with NIKKOR Z 24-50mm Review

EVFの明るさは競合の6倍。暗所AFと手ぶれ補正が桁違いのNikon Z5IIを、総合スコア77.2点のデータをもとに評価。その強みと、動画ブロガーが避けるべき理由。

Type Mirrorless
Sensor 24.5MP Full Frame
AF Points 299
Burst FPS 30 fps
Video 4K
IBIS Yes
Weather Sealed Yes
Weight 649 g
Nikon Z24 Nikon Z5II Mirrorless Camera with NIKKOR Z 24-50mm camera
87.7 総合スコア

30秒まとめ

EVFの明るさと7.5段の手ぶれ補正が桁違いに強力。暗所での撮影が得意な、軽量フルフレーム機。30fps連写も使えるが、AF性能は競合に一歩及ばず。動画ブログ用途は不向き。

概要

Nikon Z5IIは、フルフレームセンサーと30fpsの連写性能を649gのボディに詰め込んだ、バランスの取れたミラーレスカメラです。私たちのデータベースでは総合スコア77.2点を記録しており、特にビギナー向けの評価が76点と高く、初めてフルフレームに挑戦する人にもおすすめできる一台です。一方で、vlogging評価は48.3点と低く、動画ブロガー向けの機能は限定的。これは、あくまで写真撮影を主軸に据えた、軽量なハイパフォーマンス機という位置づけです。

パフォーマンス

このカメラの真骨頂は、その視認性と安定性にあります。EVFは97パーセンタイルというトップクラスの性能で、競合機種の6倍もの輝度を持つ3000ニットの明るさを誇ります。暗い場所でのファインダー覗き込みが格段に楽になります。また、手ぶれ補正は90パーセンタイルで、7.5段分の補正効果は手持ちでの夜景や星空撮影を現実的なものにします。センサー自体は62パーセンタイルと平均的ですが、-10EVまで対応するクラス最高レベルの低輝度AFと組み合わさることで、暗所でのピント合わせに絶対的な強さを発揮します。30fpsという連写性能も91パーセンタイルと非常に高く、スポーツや野生動物の撮影にも十分対応可能です。ただし、オートフォーカスの総合評価は44パーセンタイルと平均を下回っており、被写体認識は9種類と多機能ですが、トップ機種のような圧倒的な追従性能は期待しない方がいいでしょう。

パフォーマンス偏差値

AF 95.9
EVF 97.4
Build 88
Burst 91.9
Video 68.6
Sensor 95.7
Battery 48.4
Display 95.6
Connectivity 95.9
Social Proof 94.6
Stabilization 89.8

メリットとデメリット

Pros

  • Strong evf (97th percentile) 97th
  • Strong af (96th percentile) 96th
  • Strong connectivity (96th percentile) 96th
  • Strong sensor (96th percentile) 96th

Cons

ユーザーの声

4.7/5 (91 reviews)
👍 従来のニコン一眼(例:D750)からの乗り換えユーザーから、操作感やメニューの分かりやすさ、そしてサードパーティレンズの使用許可について高い満足の声が上がっている。
👍 フルフレームセンサーによる画像の質と、この価格帯で得られる豊富な機能に対して、非常に良いコストパフォーマンスを感じているという意見が多い。
👎 付属の24-50mmレンズを使用中に、現在の焦点距離がファインダーや画面に表示されない点について、不便さを訴えるユーザーが複数いる。

スペック

全スペック一覧

Sensor

Type CMOS
Size Full Frame
Megapixels 24.5
ISO Range 100
Processor EXPEED 7

Autofocus

AF Points 299
AF Type Hybrid phase-detection/contrast AF with AF assist
Eye AF Yes

Shooting

Burst (Mechanical) 30
Max Shutter 1/8000
Electronic Shutter Yes

Video

Max Resolution 4K
Codec H.264

Display & EVF

Screen Size 3.2
Touchscreen Yes
Articulating Yes
EVF Resolution 3690000

Build

Weather Sealed Yes
Weight 0.6 kg / 1.4 lbs

Connectivity

Wi-Fi Yes
Bluetooth Yes
USB USB-C
HDMI Yes
Hot Shoe Yes

コストパフォーマンス

価格は販売店によって大きく変動し、18,970円から392,170円までと幅があります。これは、本体単体、キットレンズ付き、さらにはアクセサリー同梱など、バンドルの内容が異なるためです。最もコスパの良いのは、おそらくキットレンズ付きで2万円台前半のオファーでしょう。同価格帯の競合であるSony a7 IVやCanon EOS R6 Mark IIと比べると、AF性能や動画機能では劣る部分もありますが、その分、圧倒的に明るいEVFと強力な手ぶれ補正という独自の強みで差別化を図っています。

MX$39,217

競合製品との比較

Sony a7 IVと比べると、Z5IIのAF性能と動画機能は一歩譲ります。Sonyの被写体認識と追従はより洗練されている印象です。しかし、Z5IIのEVFの明るさは圧倒的で、屋外での撮影体験は段違いです。Canon EOS R6 Mark IIは、より高い連写速度とプロ向けの操作性が売りですが、価格も跳ね上がります。Z5IIは、それらの機種の中間的な存在で、フルフレームの画質と十分な高速性能を、比較的手の届きやすい価格と軽量ボディで提供しています。OM SYSTEM OM-1 Mark IIのようなマイクロフォーサーズ機と比べると、センサーサイズのアドバンテージによる高画質と背景ボケ味では上回りますが、コンパクトさや超望遠レンズの軽量化という点では劣ります。

よくある質問

Q: 星空撮影に本当に使えますか?

はい、非常に適しています。-10EVまで対応する低輝度AFと、7.5段分の強力な手ぶれ補正(IBIS)に加え、『Starlight Viewモード』によりほぼ真っ暗な中でも構図確認が可能です。私たちのデータでは安定化性能は90パーセンタイルと最高クラスで、三脚なしでも挑戦しやすい環境を提供します。

Q: スポーツや鳥の撮影に30fpsは活用できますか?

連写性能自体は91パーセンタイルと非常に高いですが、オートフォーカスの追従性能が44パーセンタイルと平均以下である点に注意が必要です。高速で不規則に動く被写体を確実に追い続けるには、トップ機種(ニコンZ9など)には劣ります。しかし、予測される動きをする被写体(陸上競技、サイクリングなど)や、『プリリリースキャプチャ』機能を活用したショットなら、高い成功率が期待できます。

Q: 動画撮影はどうですか?

4K撮影は可能ですが、私たちのビデオ性能スコアは70パーセンタイルで、vlogging評価に至っては48.3点と低くなっています。これは、自撮り用の可変角度液晶モニターや高性能な内蔵マイクなど、動画ブロガー向けの設計が優先されていないためです。写真メインで、時折動画も撮るという使い方なら問題ありませんが、本格的な動画制作が目的なら、よりビデオ機能に特化した機種を検討した方が良いでしょう。

おすすめできない人

もしあなたの撮影の8割以上が動画、特に自分を映しながら話すvloggingスタイルなら、このカメラはデータ上で明らかな弱点(48.3点)があります。また、プロのスポーツ写真家や、常に高速で予測不能な動きをする被写体を追いかけたい人にとっては、44パーセンタイルというAF性能は物足りないでしょう。さらに、一日中撮影してバッテリー交換したくない人には、平均的なバッテリー性能(50パーセンタイル)がネックになるかもしれません。

総評

データが示す通り、これは写真撮影、特に暗所やアクションシーンを得意とする、バランス型のフルフレームカメラです。EVFと手ぶれ補正の性能は特筆もので、実際の撮影体験を大きく向上させます。動画撮影やvloggingが主目的なら、このスコアを見る限り他をあたるべきです。しかし、旅行、風景、イベント、そして星空まで、様々な写真シーンを一台でこなしたい人、そして従来のニコン一眼ユーザーがミラーレスに移行する際の強力な候補として、データに裏打ちされたおすすめができます。