JBL JBL Tune 720BT Over-Ear Wireless Headphones (Blue) Review
JBL Tune 720BTは、最大76時間という桁違いのバッテリー寿命で他を圧倒する。しかし、その代償として快適性とノイズキャンセリングには妥協がある。
30秒まとめ
JBL Tune 720BTは、最大76時間という怪物級のバッテリー寿命が全てのヘッドホンです。JBLらしいパンチの効いた低音も楽しめ、軽量で折りたためるので持ち運びも楽。ただし、長時間の装着感はイマイチで、本格的なノイズキャンセリングはありません。$60〜$100前後という価格で、『とにかく充電せずに長時間使いたい』人には最高の一本。
概要
JBLのTune 720BTは、『バッテリーがとにかく長持ちする』という一点で、ワイヤレスヘッドホンの常識をちょっとだけ書き換えようとしています。最大76時間という数字は、私たちのデータベースでもトップクラスで、週に1回充電すれば十分、というレベルです。
これは、毎日長時間音楽を聴く人や、通勤・通学でヘッドホンを酷使する人にとって、かなり大きなメリットです。『充電切れの心配から解放されたい』という、地味だけど切実な願いを叶えてくれます。
そして、その長いバッテリーを、JBLお得意の『Pure Bass』サウンドと、折りたたんでポケットに入れられる軽量ボディに詰め込んでいるのがポイントです。高級機のような最先端機能はありませんが、『聴けて、長持ちして、持ち運べる』という基本を、予想外に高いレベルで実現しています。
パフォーマンス
性能の話をすると、まずバッテリーが圧倒的です。98パーセンタイルというのは、ほぼ最強に近い数字で、実際の使用でも『数日使ってもまだ残量がある』という声が多数です。5分の充電で3時間使えるクイックチャージも、慌てている時に本当に助かります。
音質は、低音がしっかりと前に出てくるJBLらしいサウンドです。89パーセンタイルと、この価格帯では非常に優秀で、特にポップスやヒップホップを聴く時のパンチ感は満足度が高いです。ただし、ノイズキャンセリング機能は本格的なものではなく、周囲の音を完全に遮断するわけではありません。電車の騒音を軽減する程度と考えた方がいいでしょう。
メリットとデメリット
Pros
- Strong connectivity (100th percentile) 100th
- Strong battery (98th percentile) 98th
- Strong build (95th percentile) 95th
- Strong social proof (91th percentile) 91th
Cons
ユーザーの声
スペック
全スペック一覧
Design
| Form Factor | Over-Ear |
| Open/Closed | Closed |
| Foldable | Yes |
| Weight | 0.2 kg / 0.5 lbs |
| Ear Cushion | Fabric |
Audio
| Driver Type | Dynamic |
| Driver Size | 40 |
| Drivers | 1 |
| Freq Min | 20 |
| Freq Max | 20000 |
| Impedance | 32 |
| Sensitivity | 101 |
| Max SPL | 95 |
| Codecs | Adjustable Headband, Built-In Voice Assistant, Foldable, Multipoint Pairing, Volume Control |
Noise Control
| ANC | No |
| Transparency | Yes |
Connectivity
| Wireless | Yes |
| Bluetooth | 5.3 |
| Profiles | A2DP, AVRCP, HSP |
| Multipoint | Yes |
| Wired Connector | 2.5mm |
| Cable Length | 1.2 |
Battery
| Battery Life | 76 |
| Charge Time | 2 |
| Fast Charging | 5min=3hrs |
| Charging | Not Specified by Manufacturer |
| Capacity | 500 |
Microphone
| Microphone | Yes |
| NC Mic | No |
Features
| Voice Assistant | Google Assistant, Alexa, Siri |
| Touch Controls | No |
| App | iOS, Android |
| Volume Limiting | No |
| Water Resistance | Water-Resistant |
コストパフォーマンス
価格は販売店によって$60から$935までと、かなりの幅がありますが、実際の相場は$60〜$100の範囲です。この価格で、76時間バッテリーとJBLのサウンドを手に入れられるのは、間違いなく『掘り出し物』レベルです。
同じJBLの上位モデル『Tune 770NC』や、他社のエントリー機と比べても、バッテリー寿命一点で大きく差をつけています。『とにかく充電したくない』という人にとっては、これ以上のコストパフォーマンスはなかなか見つからないでしょう。ただし、快適性やANCを優先するなら、少し予算を上げる選択もありえます。
競合製品との比較
直接の競合となるのは、同じJBLの『Tune 770NC』です。720BTがバッテリー寿命で勝るのに対し、770NCは本格的なANCを搭載しています。『静かな環境が欲しい』か『充電の手間を省きたい』か、という好みが分かれるところです。
また、ソニーの『WH-1000XM6』やアップルの『AirPods Max』といった高級機種とは、当然ながら性能面で大きな隔たりがあります。それらはANC、音質、装着感の全てで最高峰ですが、価格は10倍以上です。720BTは、『高級機の全ての機能は要らないから、コアな部分で突出した性能が欲しい』という人に向いています。
| Spec | JBL JBL Tune 720BT Over-Ear Wireless Headphones (Blue) | Sony Sony - WH-1000XM6- Best Wireless Noise Cancelling | Apple AirPods Max Apple - AirPods Max (USB-C) - Midnight | Sennheiser Sennheiser ACCENTUM Plus Wireless Active | JBL JBL Tune 770NC Noise-Cancelling Over-Ear | Bose QuietComfort headphones Bose QuietComfort Wireless Over-Ear Active |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Form Factor | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear |
| Driver Type | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic |
| Driver Size (mm) | 40 | 30 | 40 | 37 | 40 | - |
| Impedance Ohms | 32 | 48 | 16 | - | 32 | - |
| Wireless | true | true | true | true | true | true |
| Active Noise Cancellation | false | true | true | true | true | true |
| Open Closed Back | Closed | Closed | Closed | Closed | Closed | Closed |
| Bluetooth Version | 5.3 | 5.3 | 5.0 | 5.2 | 5.3 | 5.1 |
| Battery Life Hours | 76 | 30 | 20 | 50 | 70 | 24 |
よくある質問
Q: 本当に76時間もバッテリーが持つのですか?
音量や使用条件によりますが、多くのユーザーレビューから、実際の使用でも非常に長持ちすることが確認されています。私たちのデータベースでもバッテリー寿命は98パーセンタイルとトップクラスで、通常使用で数日から一週間は充電なしで使える性能です。
Q: ノイズキャンセリング(ANC)の性能はどうですか?
本格的なアクティブノイズキャンセリングではなく、パッシブ(物理的)な遮音と軽微なノイズ低減効果がメインです。電車の騒音を少し和らげる程度で、完全に遮断することはできません。静かな環境が必要な方は、ANC機能を重視したモデルを検討した方が良いでしょう。
Q: 長時間つけていても耳は痛くなりませんか?
快適性の評価は15パーセンタイルと低めです。ヘッドバンドのクランプ力が強めで、耳が大きい人や長時間連続使用する人の中には、圧迫感や痛みを感じる場合があります。試着できる環境があれば、実際にかけてみることをおすすめします。
Q: スマホとパソコンを同時に接続(マルチポイント)できますか?
はい、Bluetooth 5.3に対応しており、2台のデバイスへのマルチポイント接続が可能です。例えば、スマホで音楽を聴きながらパソコンからの通知音を鳴らす、といった使い方ができます。接続安定性も100パーセンタイルと最高評価です。
おすすめできない人
JBL Tune 720BTを買うべきではない人もいます。まず、オフィスやコワーキングスペースなど、完全な静寂が必要な環境で使いたい人です。本格的なANCがないため、周囲の会話やタイピング音は十分に遮断できません。そのような用途には、Sennheiser ACCENTUM PlusやJBL Tune 770NCなど、ANC性能に優れたモデルが適しています。
次に、一日中ヘッドホンを着用する仕事をしている人や、耳が敏感で圧迫感を感じやすい人です。快適性の評価が低いため、長時間の使用ではストレスになる可能性が高いです。装着感を最優先するなら、耳当たりが柔らかくクランプ力が調整できるモデルを探すべきでしょう。
総評
JBL Tune 720BTは、『桁違いのバッテリー寿命』という一点特化型のヘッドホンです。毎日何時間も音楽を聴き、充電するのが面倒な人、旅行や出張で長時間の移動がある人には、これ以上ないほどの便利さを提供します。音質もこの価格帯では申し分なく、特に低音が好きな人には好印象でしょう。
ただし、長時間の装着感には課題があります。耳が痛くなりやすい人や、一日中つけっぱなしにしたい人には不向きかもしれません。また、本格的なノイズキャンセリングが必要なオフィスワーカーや通勤者には、機能不足に感じるでしょう。そういう人は、少し値が張ってもANC搭載モデルを検討すべきです。