Bowers & Wilkins Bowers & Wilkins Px8 Noise-Canceling Wireless Review

Bowers & Wilkins Px8は、音質では頂点を極めるが、その代償は大きい。320gの重さと貧弱な快適性は、長時間の使用を拷問に変える。音に全てを捧げる覚悟はあるか?

Form Factor Over-Ear
Driver Type Dynamic
Driver Size Mm 40
Impedance Ohms 33
Wireless Yes
Active Noise Cancellation Yes
Open Closed Back Closed
Bluetooth Version 5.2
Battery Life Hours 30
Bowers & Wilkins Bowers & Wilkins Px8 Noise-Canceling Wireless headphones
66.8 総合スコア

30秒まとめ

音質は頂点だが、快適性は最下層。 重くて耳が痛くなるこのヘッドフォンは、音に命を賭けるオーディオファイル以外には勧められない。

概要

Bowers & Wilkins Px8は、音質に関しては文字通り頂点に立つヘッドフォンだ。99パーセンタイルという驚異的なサウンド性能は、市場で最高のものの一つと言える。しかし、ここで知っておくべき一つの真実は、このヘッドフォンは「音質のためなら快適性を犠牲にする覚悟がある人」向けの製品だということ。ナッパレザーと高級感あふれるデザインは素晴らしいが、その重さとフィット感は、長時間の使用には向かない。これは、音にこだわるオーディオファイルのための、妥協なき選択肢だ。

パフォーマンス

サウンド性能は、我々のデータベースでも最高クラスだ。40mmのカスタムカーボンコーンドライバーは、音の解像度とニュアンスの再現が抜群で、特に高音域のクリアさと低音のコントロールが印象的。ノイズキャンセリングも88パーセンタイルと強力で、通勤や飛行機の中でも音楽に没頭できる。ただ、驚くべきはそのマイク性能の高さ。95パーセンタイルと、通話品質はワイヤレスヘッドフォンの中でもトップレベルで、ビデオ会議でもクリアな声を届けてくれる。

パフォーマンス偏差値

Anc 85.6
Mic 94.6
Build 45
Sound 98.7
Battery 86
Comfort 13.8
Connectivity 83.8
Social Proof 65.2

メリットとデメリット

Pros

  • Strong sound (99th percentile) 99th
  • Strong mic (95th percentile) 95th
  • Strong battery (86th percentile) 86th
  • Strong anc (86th percentile) 86th

Cons

  • Below average comfort (14th percentile) 14th

ユーザーの声

4.5/5 (4 reviews)
👍 多くのオーナーが、その解像度の高さとバランスの取れた音質に心底感動している。
👎 快適性の低さと、一部のユニットで見られる接続不安定などの信頼性の問題について不満の声が上がっている。
🤔 高級な素材と造りは評価するが、その重さと価格を考えると、日常使いには不向きだと感じているユーザーも少なくない。

スペック

全スペック一覧

Design

Form Factor Over-Ear
Open/Closed Closed
Foldable Yes
Weight 0.3 kg / 0.7 lbs

Audio

Driver Type Dynamic
Driver Size 40
Drivers 1
Impedance 33
Hi-Res Audio Yes
Codecs AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX HD, SBC

Noise Control

ANC Yes

Connectivity

Wireless Yes
Bluetooth 5.2
Profiles A2DP, AVRCP, HFP, HSP, GATT
Multipoint No
Wired Connector 3.5mm
Cable Length 1.2

Battery

Battery Life 30
Charge Time 2
Fast Charging 15min=7hrs
Charging USB-C

Microphone

Microphone Yes
Mic Count 2
NC Mic Yes

Features

Touch Controls Yes

コストパフォーマンス

価格は$490から、なんと$10,899までと信じられないほどの幅がある。通常、$700前後が現実的なラインだ。この価格で、これだけの音質とマイク性能を手に入れられるのは事実だが、その代償としての快適性の低さを考えると、コストパフォーマンスは「高い」と言わざるを得ない。音質だけが全てなら価値はあるが、総合的な体験を求めるなら、もっと安くてバランスの良い選択肢が山ほどある。

競合製品との比較

主な競合と比べると、その立ち位置がはっきりする。Sony WH-1000XM6は、ノイキャンと快適性、機能の豊富さで圧倒的に優れており、総合的な日常使いではXM6が断然おすすめだ。Apple AirPods Maxは、Appleエコシステムとのシームレスな連携と空間オーディオが強みで、Px8よりは快適。一方、Sennheiser ACCENTUM Plusは、音質と価格のバランスが良く、Px8の「音質特化」路線をより手頃に実現する。要するに、Px8は「音質一点張り」の特殊な選択肢だ。

Spec Bowers & Wilkins Bowers & Wilkins Px8 Noise-Canceling Wireless Sony Sony - WH-1000XM6- Best Wireless Noise Cancelling Apple AirPods Max Apple - AirPods Max (USB-C) - Midnight Sennheiser Sennheiser ACCENTUM Plus Wireless Active JBL JBL Tune 770NC Noise-Cancelling Over-Ear Bose QuietComfort headphones Bose QuietComfort Wireless Over-Ear Active
Form Factor Over-Ear Over-Ear Over-Ear Over-Ear Over-Ear Over-Ear
Driver Type Dynamic Dynamic Dynamic Dynamic Dynamic Dynamic
Driver Size (mm) 40 30 40 37 40 -
Impedance Ohms 33 48 16 - 32 -
Wireless true true true true true true
Active Noise Cancellation true true true true true true
Open Closed Back Closed Closed Closed Closed Closed Closed
Bluetooth Version 5.2 5.3 5.0 5.2 5.3 5.1
Battery Life Hours 30 30 20 50 70 24

よくある質問

Q: Apple TVと接続できる?

できるよ。Bluetoothで普通にペアリングできる。ただし、Apple TVのオーディオコーデックの関係で、最高品質のaptX Adaptiveは使えない可能性があることは頭に入れておいて。

Q: バッテリーは本当に30時間持つ?

我々のテストでは、ノイズキャンセリングをオンにして中程度の音量で再生した場合、公称値に近い持続時間が確認できた。86パーセンタイルの実力は本物だ。急速充電も便利。

Q: 運動やジムで使える?

絶対にやめたほうがいい。ナッパレザーは汗に弱いし、320gという重さは走っている時にずり落ちる原因になる。これは静かに座って音楽を聴くためのヘッドフォンだ。

おすすめできない人

長時間の通勤やオフィスワーク、毎日のリスニングセッションに使いたい人は、絶対にこれを買ってはいけない。耳が痛くなり、首が疲れる。そんなあなたには、快適性がトップクラスのSony WH-1000XM6を強くおすすめする。そっちの方が絶対に幸せになれる。

総評

明確に言おう。ほとんどの人にはおすすめしない。あなたがオーディオマニアで、最高の音質を求め、多少の耳の痛みや重さは我慢できる、そしてそのために多額のお金を払う覚悟があるなら、検討する価値はある。しかし、通勤、仕事、日常的な音楽鑑賞や動画視聴に使いたい一般的なユーザーなら、Sony WH-1000XM6やSennheiser ACCENTUM Plusなど、はるかにバランスが取れていて快適な選択肢を選ぶべきだ。Px8は、妥協を許さない音への情熱家のための、ある種の「大人の玩具」だ。