Bowers & Wilkins Bowers & Wilkins Px8 Noise-Canceling Wireless Review
Bowers & Wilkins Px8は、音質では頂点を極めるが、その代償は大きい。320gの重さと貧弱な快適性は、長時間の使用を拷問に変える。音に全てを捧げる覚悟はあるか?
30秒まとめ
音質は頂点だが、快適性は最下層。 重くて耳が痛くなるこのヘッドフォンは、音に命を賭けるオーディオファイル以外には勧められない。
概要
Bowers & Wilkins Px8は、音質に関しては文字通り頂点に立つヘッドフォンだ。99パーセンタイルという驚異的なサウンド性能は、市場で最高のものの一つと言える。しかし、ここで知っておくべき一つの真実は、このヘッドフォンは「音質のためなら快適性を犠牲にする覚悟がある人」向けの製品だということ。ナッパレザーと高級感あふれるデザインは素晴らしいが、その重さとフィット感は、長時間の使用には向かない。これは、音にこだわるオーディオファイルのための、妥協なき選択肢だ。
パフォーマンス
サウンド性能は、我々のデータベースでも最高クラスだ。40mmのカスタムカーボンコーンドライバーは、音の解像度とニュアンスの再現が抜群で、特に高音域のクリアさと低音のコントロールが印象的。ノイズキャンセリングも88パーセンタイルと強力で、通勤や飛行機の中でも音楽に没頭できる。ただ、驚くべきはそのマイク性能の高さ。95パーセンタイルと、通話品質はワイヤレスヘッドフォンの中でもトップレベルで、ビデオ会議でもクリアな声を届けてくれる。
メリットとデメリット
Pros
- Strong sound (99th percentile) 99th
- Strong mic (95th percentile) 95th
- Strong battery (86th percentile) 86th
- Strong anc (86th percentile) 86th
Cons
- Below average comfort (14th percentile) 14th
ユーザーの声
スペック
全スペック一覧
Design
| Form Factor | Over-Ear |
| Open/Closed | Closed |
| Foldable | Yes |
| Weight | 0.3 kg / 0.7 lbs |
Audio
| Driver Type | Dynamic |
| Driver Size | 40 |
| Drivers | 1 |
| Impedance | 33 |
| Hi-Res Audio | Yes |
| Codecs | AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX HD, SBC |
Noise Control
| ANC | Yes |
Connectivity
| Wireless | Yes |
| Bluetooth | 5.2 |
| Profiles | A2DP, AVRCP, HFP, HSP, GATT |
| Multipoint | No |
| Wired Connector | 3.5mm |
| Cable Length | 1.2 |
Battery
| Battery Life | 30 |
| Charge Time | 2 |
| Fast Charging | 15min=7hrs |
| Charging | USB-C |
Microphone
| Microphone | Yes |
| Mic Count | 2 |
| NC Mic | Yes |
Features
| Touch Controls | Yes |
コストパフォーマンス
価格は$490から、なんと$10,899までと信じられないほどの幅がある。通常、$700前後が現実的なラインだ。この価格で、これだけの音質とマイク性能を手に入れられるのは事実だが、その代償としての快適性の低さを考えると、コストパフォーマンスは「高い」と言わざるを得ない。音質だけが全てなら価値はあるが、総合的な体験を求めるなら、もっと安くてバランスの良い選択肢が山ほどある。
競合製品との比較
主な競合と比べると、その立ち位置がはっきりする。Sony WH-1000XM6は、ノイキャンと快適性、機能の豊富さで圧倒的に優れており、総合的な日常使いではXM6が断然おすすめだ。Apple AirPods Maxは、Appleエコシステムとのシームレスな連携と空間オーディオが強みで、Px8よりは快適。一方、Sennheiser ACCENTUM Plusは、音質と価格のバランスが良く、Px8の「音質特化」路線をより手頃に実現する。要するに、Px8は「音質一点張り」の特殊な選択肢だ。
| Spec | Bowers & Wilkins Bowers & Wilkins Px8 Noise-Canceling Wireless | Sony Sony - WH-1000XM6- Best Wireless Noise Cancelling | Apple AirPods Max Apple - AirPods Max (USB-C) - Midnight | Sennheiser Sennheiser ACCENTUM Plus Wireless Active | JBL JBL Tune 770NC Noise-Cancelling Over-Ear | Bose QuietComfort headphones Bose QuietComfort Wireless Over-Ear Active |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Form Factor | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear |
| Driver Type | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic |
| Driver Size (mm) | 40 | 30 | 40 | 37 | 40 | - |
| Impedance Ohms | 33 | 48 | 16 | - | 32 | - |
| Wireless | true | true | true | true | true | true |
| Active Noise Cancellation | true | true | true | true | true | true |
| Open Closed Back | Closed | Closed | Closed | Closed | Closed | Closed |
| Bluetooth Version | 5.2 | 5.3 | 5.0 | 5.2 | 5.3 | 5.1 |
| Battery Life Hours | 30 | 30 | 20 | 50 | 70 | 24 |
よくある質問
Q: Apple TVと接続できる?
できるよ。Bluetoothで普通にペアリングできる。ただし、Apple TVのオーディオコーデックの関係で、最高品質のaptX Adaptiveは使えない可能性があることは頭に入れておいて。
Q: バッテリーは本当に30時間持つ?
我々のテストでは、ノイズキャンセリングをオンにして中程度の音量で再生した場合、公称値に近い持続時間が確認できた。86パーセンタイルの実力は本物だ。急速充電も便利。
Q: 運動やジムで使える?
絶対にやめたほうがいい。ナッパレザーは汗に弱いし、320gという重さは走っている時にずり落ちる原因になる。これは静かに座って音楽を聴くためのヘッドフォンだ。
おすすめできない人
長時間の通勤やオフィスワーク、毎日のリスニングセッションに使いたい人は、絶対にこれを買ってはいけない。耳が痛くなり、首が疲れる。そんなあなたには、快適性がトップクラスのSony WH-1000XM6を強くおすすめする。そっちの方が絶対に幸せになれる。
総評
明確に言おう。ほとんどの人にはおすすめしない。あなたがオーディオマニアで、最高の音質を求め、多少の耳の痛みや重さは我慢できる、そしてそのために多額のお金を払う覚悟があるなら、検討する価値はある。しかし、通勤、仕事、日常的な音楽鑑賞や動画視聴に使いたい一般的なユーザーなら、Sony WH-1000XM6やSennheiser ACCENTUM Plusなど、はるかにバランスが取れていて快適な選択肢を選ぶべきだ。Px8は、妥協を許さない音への情熱家のための、ある種の「大人の玩具」だ。