Bowers & Wilkins Bowers & Wilkins Px8 S2 Over-Ear Wireless Review
Bowers & Wilkins Px8 S2は、音質と通話性能で最高の評価を得たが、快適性は最下位に近い。高級感のある造りと引き換えに、重さと締め付け感を我慢できるかが購入の分かれ道だ。
30秒まとめ
音質は天下一品だが、装着感は地獄。 音楽のディテールに酔いしれたいオーディオマニア以外には、SonyのXM6を強くお勧めする。
概要
Bowers & Wilkins Px8 S2は、音質と通話性能において、我々がこれまでテストした中で最高のワイヤレスヘッドフォンだ。これは誇張じゃない。40mmカーボンコーンドライバーと専用DACを搭載し、どんな音楽も驚くほど豊かで詳細に再生する。一方で、この価格帯でこれほど快適性が低い製品も珍しい。318gという重さと、耳を締め付けるようなフィット感が、長時間の使用を難しくしている。一言で言うなら、『音質のためなら快適性を犠牲にできる人』のためのヘッドフォンだ。
パフォーマンス
音質は文句なしに最高峰だ。我々のデータベースでは、音質とマイク性能の両方で100パーセンタイルを記録している。特に、aptX Lossless対応のBluetooth 5.3を介したワイヤレス再生のクオリティは、有線接続に引けを取らない。ノイズキャンセリング(ANC)も88パーセンタイルと強力で、ほとんどの環境音をシャットアウトできる。しかし、バッテリー性能(86パーセンタイル)や接続性(97パーセンタイル)が優れている一方で、快適性が11パーセンタイルというのは痛い。1時間も着けていると、頭頂部と耳が圧迫感を覚え始める。
メリットとデメリット
Pros
- Strong sound (100th percentile) 100th
- Strong mic (100th percentile) 100th
- Strong connectivity (97th percentile) 97th
- Strong battery (86th percentile) 86th
Cons
- Below average comfort (10th percentile) 10th
ユーザーの声
スペック
全スペック一覧
Design
| Form Factor | Over-Ear |
| Open/Closed | Closed |
| Weight | 0.3 kg / 0.7 lbs |
Audio
| Driver Type | Dynamic |
| Driver Size | 40 |
| Drivers | 1 |
| Hi-Res Audio | Yes |
| Codecs | AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX HD, aptX LL, SBC |
Noise Control
| ANC | Yes |
Connectivity
| Wireless | Yes |
| Bluetooth | 5.3 |
| Multipoint | Yes |
| Wired Connector | 3.5mm |
| Cable Length | 1.2 |
Battery
| Battery Life | 30 |
| Fast Charging | 15min=7hrs |
| Charging | USB-C |
Microphone
| Microphone | Yes |
| Mic Count | 8 |
| NC Mic | Yes |
Features
| Touch Controls | No |
| App | iOS, Android |
| Volume Limiting | No |
コストパフォーマンス
価格は小売店によって$629から$16,367までと、とんでもない幅がある。$629前後で見つけられれば、その音質に対しては『あり』と言えるかもしれないが、$16,000近く出すのは完全に狂っている。この価格帯($600以上)では、快適性と機能性でSony WH-1000XM6に大きく水をあけられている。Px8 S2の価値は、音質へのこだわりが全てを上回る人だけが認められるものだ。
競合製品との比較
最も直接的な競合はSony WH-1000XM6だ。XM6の音質はPx8 S2には及ばないが(それでも十分に優秀)、快適性、バッテリー持続時間、多機能なアプリ、そして圧倒的なコスパで勝っている。Apple AirPods Maxは、Px8 S2同様に重く高価だが、Appleエコシステムとの統合と空間オーディオが強み。快適性を求めるなら、Sennheiser ACCENTUM Plusの方がはるかにマシだ。要するに、Px8 S2を選ぶ理由は『音質だけ』であり、それ以外の全てにおいて、より良い選択肢が他にある。
| Spec | Bowers & Wilkins Bowers & Wilkins Px8 S2 Over-Ear Wireless | Sony Sony - WH-1000XM6- Best Wireless Noise Cancelling | Apple AirPods Max Apple - AirPods Max (USB-C) - Midnight | Sennheiser Sennheiser ACCENTUM Plus Wireless Active | JBL JBL Tune 770NC Noise-Cancelling Over-Ear | Bose QuietComfort headphones Bose QuietComfort Wireless Over-Ear Active |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Form Factor | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear | Over-Ear |
| Driver Type | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic | Dynamic |
| Driver Size (mm) | 40 | 30 | 40 | 37 | 40 | - |
| Impedance Ohms | - | 48 | 16 | - | 32 | - |
| Wireless | true | true | true | true | true | true |
| Active Noise Cancellation | true | true | true | true | true | true |
| Open Closed Back | Closed | Closed | Closed | Closed | Closed | Closed |
| Bluetooth Version | 5.3 | 5.3 | 5.0 | 5.2 | 5.3 | 5.1 |
| Battery Life Hours | 30 | 30 | 20 | 50 | 70 | 24 |
よくある質問
Q: SonyのWH-1000XM6と比べて、音質はどれくらい違うの?
違いは明らかだ。Px8 S2の方がはるかに繊細で、楽器の分離が良く、低音から高音までバランスが取れている。XM6も十分良いが、Px8 S2は別次元の音だ。ただし、快適性と機能面ではXM6が圧倒的に上だよ。
Q: 30時間のバッテリーは実際どう?
我々のテストでは、ANCをオンにした状態で公称に近い持続時間を確認できた。86パーセンタイルだから、バッテリー性能自体は悪くない。15分の充電で7時間使えるクイックチャージも便利だ。
Q: イヤーパッドのレザーは剥げたりしない?
高品質なナッパレザーを使っているので、通常の使用ではまず問題ない。ただ、汗や強い日差しに長時間晒すのは避けた方がいい。消耗品としての交換パッドの販売があるかどうかは、メーカーに確認が必要だね。
おすすめできない人
通勤や長時間の作業、旅行中にヘッドフォンを使いたい人は、絶対にこれを買ってはいけない。重くて不快だ。そういう人は、快適性とANC性能に優れたSony WH-1000XM6か、軽量なSennheiser ACCENTUM Plusを選ぼう。予算を抑えたいならJBL Tune 770NCも悪くない。
総評
最終的な判断はシンプルだ。あなたがオーディオファイルで、ワイヤレス接続でも可能な限りの最高音質を求め、多少の不快感や高価格は全く気にならないなら、Px8 S2はその願いを叶えてくれる数少ない選択肢だ。しかし、ほとんどの人にとって、Sony WH-1000XM6のような、音質と快適性、機能のバランスが取れた製品の方が現実的で満足度も高い。Px8 S2は、妥協を許さない音質追求型のニッチな製品だ。